筆者は2021年6月よりIELTSの勉強を始め、10月に6.0を取得しました。
取得までに4か月かかりましたが、受験後振り返ってみると、無駄な勉強をしていた時期もありました。この記事では、筆者的に即効性のある勉強法だと感じたもののみを厳選しました。
また、基礎的な英語力が高めの方は短期間でIELTSを攻略できると思いますが、基礎的な英語力に自信のない方は3か月くらいはかかってしまうと思います。
練習問題
問題集は最新のIELTS公式テキストのIELTS 16 Academicが一番おすすめです。
非公式のものも沢山あり、筆者も国内外出版のテキスト7冊を試しましたが、解説が偏っていたり、問題の出題方法がそもそもずれていたりと、あまり満足のいくものが公式テキスト以外ありませんでした。
公式テキストは何順もして使い倒しましょう。問題を覚えつくしてしまったら、古いエディションに遡ることもできます。
過去のエディションは以下の画像の通りです。
単語力&コロケーション
その単語たちはどこから見つけてくるかというと、はじめに紹介した、IELTS公式テキストを使います。問題集を解いて、分からなかった単語はすべてリスト化します。
即効で訳すというのをただひたすら繰り返し、覚えられた単語はどんどん削除していきます。
- 英→日
- 日→英
筆者は朝目覚めたすぐ後に単語を訳すと、一番効率よく覚えることができました。しかし人によっては寝る前が一番覚えやすいという方もいるので、ご自身に合った時間を探すことをおすすめします。
ライティングの反復練習
IELTSの中でも特に難しいライティングセクションには、時間をかけて慣れていった方が良いと思います。
なぜかというと、特にTask 2ではトピックによっては全く書き進められないという現象が起きると思います。ですので、得意なトピックを伸ばすためにも、苦手なトピックを練習するためにも毎日ライティングを1問は解きましょう。
トピックは無料サイトのPreparation for IELTS Examから参考にすることができます。またそのサイトにはモデルアンサーもあるので、自分なりに答えを書いた後、モデルアンサーはどんな内容なのか確認すると、次回ライティングのヒントになります。
ライティングの添削
当たり前なのに忘れがちなのが、エッセイで重要なのは、問題の問いに答えることと、論理的に文が構成されているかです。しかし自己流で書いていると、気づかないうちに目的がずれていたり、構成がぐちゃぐちゃになってしまいます。
それを防ぐためにも、添削サイトを使いましょう。
おすすめの添削サイトはIELTS answer.comです。サービス内容は以下の通りです。
- ▸ 採点(予想スコア)
- ▸ 文法ミス
- ▸ 適切な単語に添削
- ▸ 内容構成(トピックと合わせるにはどうすべきか)
1 Task | $9 |
4 Task | $30 |
筆者は4 Task依頼したのですが、採点内容にはとても満足でした。
リスニング問題のシャドーイング
リスニング問題でも公式問題集が活躍します。以下の手順を繰り返してください。
- 1. 問題を解く
- 2. 音声を流しながらスクリプトを目で追う
- 3. 音声音声を流しながらスクリプトを目で追い、シャドーイングする
- 4. 音声を流しながらシャドーイングする
- 5. 気になる単語をリスト化する
- 6. リスト化した単語をできれば毎日チェック
- 7. 完全に覚えた単語は削除していく
※シャドーイングとは、聞いている音声を真似しながら、なるべく同時に口に出すことです
私は最初、リスニング問題で間違えた部分を繰り返し聞いていました。ですがスクリプト無しだと、どこで質問が出てきて、どこで答えを話しているかが分からないままでした。
しかしスクリプトを読んで声に出すことによって、問題の意図も理解できましたし、ネイティブの発音パターンが掴めるようになりました。
スクリプトは、質問している部分にはピンク、答えている部分には黄色、などマーカーを付けておくと分かりやすくなります。
リーディング(サイト)
公式問題集には限りがあるので、無料サイトのPreparation for IELTS Examで練習しましょう。
ちなみに問題の難易度は、公式問題より高いです。
スピーキング
スピーキングの練習は基本的に2種類です。
- ▸ トピックについてひたすら独り言をいう
- ▸ オンライン英会話で練習する
ちなみに筆者は、ネイティブキャンプでスピーキング練習をしました。
以上がIELTSを最短で伸ばす勉強法でした。
不明点などございましたら、コメントかお問い合わせよりご相談ください。